今日買ったDVD【スティーヴ・ヴァイ-LIVE AT THE ASTORIA/LONDON】

山形の友人の家の超オーディオシステムでVAIを聴かせてもらってから



「ギタリスト-ヴァイ」


じゃなくて


「ミュージシャン-ヴァイ」


にすっかり影響されてしまった。

G3がサトリアーニ/エリックジョンソン/ヴァイではじめてライブビデオを出した以来、彼の映像を10年ぶりに買った。



ヴァイがヒラヒラやってる(僕のいた軽音楽部での、速弾きを嘲笑する表現。ネットスラングでいうところの「スィーツ(笑)」みたいなニュアンス)事には本当にそれほど興味がなくて、彼のトータルサウンドのおもしろさにやられてしまった。 10年ぶりにじっくりきいているんだけど、まさにギターが泣き叫ぶとは彼のこと。既存のジャンル内で上手な人って結構いるし、そういう人は上手でも「既存のジャンル内」で収まっちゃうけど、彼はまさに「ヴァイというジャンル」だね。



でも、あえてヴァイを話題に出して僕が言いたいのは



「テクニック」≠「表現力」



であること、これはもう絶対。



テクニックを習得することは、表現力の幅を広げることに繋がるが
テクニックを習得すれば、表現力がつくかというと、そうではない。




歌にしてもギターにしても楽器の表現力ってのは、もっと総合的な「その人の人生とか人間性」も関わって出来上がるものだと思うのです。


輸入版で2枚組のボリュームで、¥2,000ちょいで買えますお得!
今ならエリック・ジョンソンも理解できそうな気がしてきた



VAIのDVD、昨日から3週目流してます。「演奏会」じゃなくて、ちゃんとエンターテイメントしてるね! VAIとお客さんが連動してて、すっごい楽しそう VAIも何度もお客さんをあおったり、お客もノリノリだったり。いいかい、重要なことをいうよ?(笑) このライブは普通に『歌がギターに取って代わっただけ』なんだ。



テクニカルなグループの「演奏会」ほどつまらないものは無いからね。といって客に暴れる連中が多すぎるライブも嫌だけど。 と、前置きした上で技術的なことを言うと… トニー・マカパインはキーボードに徹しているべき、多分この人個人だと上手なんだろうけどね。 ヴァイに合わせるギターに関してはマイク・ケネリーおじさんがやっぱ最高なのかなと。路上も休みになってしまったので、昨日から上京してる友人の見送りに行ってきます




秋雨前線降下中、久々の路上演奏中止です。 いやぁ…先週の遠征やら昨日のライブやらの疲れが抜けず、全く用意が出来てなくて、これは逆に助かった。ちょっと充電しよう。