実は

僕がどのくらいヴァイを好きかというとこれくらい
実は大昔から好きなのである。



7月からCD屋の店員に転職したんですが、ほしいCDがありすぎて困る。早上がりの日は必ず一枚買って帰ってるかも。 先日はこれを買いました。ウルトラゾーン以来のオリジナルアルバム。

ウルトラゾーンは当時とてもパッとしなかった、それは「僕が聞けるレベルに達していないからだ」と感じて10年近くの熟成期間を経て最近また聞いてみたが、やっぱり退屈だった。ということで、ウルトラゾーンはどうやら僕には合っていないアルバムのようだ。


がしかし、彼の最新アルバムのリアル・イリュージョンズこいつはどうだ!素晴らしく、ストレートに格好いいアルバムではないか! (が、ヴァイの作品に『普通のギターインスト作品』レベルの期待をしてはいけない、だってコンセプトが違うもの。)とにかく、ヴァイを表現者として理解している人には、これは素晴らしくいい反応がでるアルバムだと思う。 ものすごく難しいことをしているんだけど、それが難しそうに聴こえない。これが一番。 



論述でもそうだけど、難しいことを難しそうに伝える人ってのはまだまだらしい。難しいことを、サラリと簡単そうに聴かせてしまうってのが、その一段上のレベル。それがヴァイ。




そして、ギターの傷すらもクッキリ見える初のBD作品。選曲も、映像も、音質も最高です。


【追記 2024-02-18】
13年経ちましたが、やっぱり『ウルトラゾーン』は良さがよくわかりません。。。やっぱり今でも『ALIEN LOVE SECRETS』が最高です。去年は久々の来日でしたが、あっという間に座席がなくなって立ち見のみになったので諦めました。年老いたのでスタンディングは単純に辛い。