音を考える

面白ペンタアプローチを見つけたので紹介
まずは下の曲の00:46から注意して聞いてみて。

ttp://www.rebbeach.com/audio_samples/masquerade.mp3

レブ・ビーチの「Masquerade」というソロアルバムのロックインスト曲です。この曲の46秒目からのフレーズ、おそらく普通の人はクラシカルなアルペジオフレーズを思い浮かべると思いますが、これ実はBm(Cm)ペンタトニックのフレーズに、効果的に9thの音が混ぜてあるだけで、独特の雰囲気を出しているみたいですわ。



http://image.blog.livedoor.jp/ac57/imgs/2/6/2606b278.jpg?blog_id=31507

表示は半音下げ。最後のA音へのシフトするときのスライド以外はフルピッキング。全オルタネイト。

上のURLは先日耳コピしたものを僕がおこしたものですが、これを弾く時は絶対に運指を変えちゃダメ、響きが変わって別モノになってしまうから。  頭の9thと最後の人差し指スライドでA音に変化するところがポイント、多分。 3音ごとに入っている縦線は小節じゃなくて、フレーズのかたまりを3つでひとつって考えてねってこと。

僕は楽譜がかけないので、譜割りも出来ないのでしてませんが、タカタ タカタ タカタ タカタ タカタでフレーズは刻んでね。スピードは145。  TAB二段目のフレーズは、僕が勝手に手を加えたものです。9th・m7の音を出していた部分を、m3rd・6(13)の音に変化させたもので、途端にブルージィに変化します。 ミックスさせても効果的、ミックスさせたヤツはダグ・アルドリッチの手クセでおなじみです。 その左の図は、ポジション違いの同じフレーズ。


以上僕の少ない知識で解説してみましたが、どうだろう。間違ってたら恥ずかしいのう…あんちゃん。 何でこれを取り上げたかって言うと、普通に9th織り交ぜたペンタなんて使っている人も、フレーズも沢山あるんですけど、この人のプレイの音の飛び方がとても面白かったので取り上げました。

こういうペンタの使い方する人って面白いなーと思いますわ、ただ速弾きするヤツはつまんねーけど、こうやって織り交ぜる人はいまだにテクニカル系といえど好きです。 最近自分のペンタがマンネリ気味だと思っている人は、土日にでもやってみてくださいな。