ジャムの話

下の動画、ヌーノ・ベッテンコートとスティーヴ・ルカサーのセッションなんだけど、比べてみると二人それぞれの特徴がわかりやすいかな


このヌーノは音量的にもかなり遠慮してるので分が悪いのだけど、このジャムでポイントを抑えて印象的に弾いているのは圧倒的にルークなんだなぁ〜。 さすがこういう場面になると、多くのセッションをこなしてきたルークに軍配があがるか。



まぁ動画を見ての通り、ルークはペンタ中心。テクニック的にはヌーノのほうが難しいことをやってるんだけど、印象に残るフレーズ回しはルークの方が断然多い。 「ジャムで光るプレイ」ってのは『難しいこと』や『速弾き』で作られるわけじゃないってことがわかるいい動画です。やっぱこのオッサンはジャム本当に強いね。


最近、ルークばっかり聴いてるんですが、ルークの何が気に入ってるかってーと、そのフレーズ選びのセンスのよさと、それを瞬時に選択し挟んでくる勘のよさというかね、その辺がすごいな〜と思うわけ。 「速弾きがすげぇ!」とか、「機材がすげぇ」とかそういうんじゃないです。 だから昨日も書いたんだけど、僕ルークのギターサウンド自体はいまだにあんま好きじゃないんですよ。むしろ嫌いな部類(笑)