最近やっとスティーヴ・ルカサーのやってることが理解できるようになってきた気がする。
相変わらず彼の音はまるで「作られた音」で嫌いなんだけどね、あまりにも増崎フィルターを通して間接的に影響を受けているので、汲み取らずにはいられないんだ。 この人の「ディレイ音やリバーブの音まで含めてギターの音」っていう考え方は最近録音しだして共感できるようになった。
右の「キャンディ・マン」はDTS仕様です、DVD-Audioの再生環境がある方は値段も安いので是非聴いてみてください。
ただし! DVD-Audioは『音が良い』と言っても、あの時代特有のモヤモヤした感じが取れるわけじゃありません。 しかし、ただ広げただけじゃない5.1chから繰り出される全身を包み込むシンセのサウンド、そしてその中からグイッとルークのEMGサウンドが聴こえるあの感じは、DTSサウンドならではのものです。
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