YAMAHA AW2816
これも正確には手放してないのですが、実家でお眠りになっているのでついでに。
2005年頃、秋葉原のソフマップの中古を扱う店舗にてDMTR(デジタルマルチトラックレコーダー)を中古で購入。中古価格で¥28,000くらいだったでしょうか。2000年初期、家庭での録音といえばコイツでした。
しかしながら、私が入手した2004~5年頃にはすでに世はコンパクトなインターフェース、M-BOXとProToolsを使ったPC録音が流行、デジタルMTRの中古市場はかなり値崩れを起こしていました。世の流れと少し遅れ、これを2005年頃に購入してから自宅レコーディングを本格的に開始しました。
ジョグダイヤルに、大きめの画面とスイッチ、ひと目でON/OFFが分かるチャンネルボタン、ムービングフェーダーを装備し、どこに何が入力されているか一目瞭然。非常に便利でエフェクトも高音質、コイツでオリジナルを何曲も録音しました。
初めてのオリジナル曲
一番最初形にしたオリジナル曲もこのMTRを使い、一曲に3ヶ月以上かけてじっくり録音しました。オケは90年代後半からシーケンサーの定番だったQY100です。これは本当使い倒しました。2015年くらいまで12年間くらい、ボタンが馬鹿になってしまって操作できなくなるまで使いました。
これはAW2816で録音しました。最後の方のオブリが気に入らなくて、そこだけPCの録音で3年後くらいに録音しなおしています。 映像に意味はありません。マジメにプロモする気がなかったんでしょう、鶴見線に乗った時の写真をスライドショーにしています笑
実は2005年頃にはすでにMTRの時代ではなく、家庭でのPC録音が流行りつつありました。ProToolsとインターフェース「M BOX」がかなり流行っていた記憶。
専用インターフェース、後ろ側にXLR×2とHiz入力があります。
実は私も2005年にはPCと録音を始めようとインターフェースを入手したのですが、ソフトのアクティベーションというものが理解出来ておらず、録音して30秒くらいでどうにも止まってしまう意味もわからず、(PCスペックが追いついていないんだ…)と手放してしまいました。アクティベーションはもちろん、レイテンシーもすごかったのでスペックが追いついていないのは本当だったのですが。
【追記 2024-02-28】
一昨年、コロナ禍が緩んで3年ぶりくらいに実家に帰ったとき、一気にメルカリで売ってしまいました。一日経たない間にあっという間に売れました。こういう機械って、どんなに古かろうが、絶対に部品取りで欲しい人がいるんで、即売れるだろうなって思ってました。
どうでもいいですが、この写真に写ってる座卓。つい先月やっと捨てられました。もうそろそろ人生も折り返し、(突然私にもしものことがあったら、片付ける家族が困る…)とか考える年齢になってきて、積極的に色々捨て始めました。