DIMENSION/23

発売されたので買ってきた。




うん、今回は前回とは何かが違う、良くわからないが「何か」が違う。



音が気取ってないというか、聴いていて胸ヤケしないし、ナチュラルに聴ける。



15枚目の反逆以来、(従来のJ-フュージョンファンへの)冒険を止めてしまったかのように見えるDIMENSION。僕は15枚目が大好きだったので、ああいう「BGMからの脱却」に苦心しているDIMENSIONの姿はかなり好きだったのだけど、昔からのファンはそれを求めていなかった。結果、大人めなドライブミュージックへ腰を据えてしまった感があった。



前作22は聴いた瞬間に「ああ、毎度おなじみのサウンドね…」と言う感じだった。けど今回は通してすんなり聴けた。 最近のDIMENSIONに飽きてきてしまった人に、もう一度軽快なドライブミュージックをどうぞ。  DIMENSIONには歌モノのメロのラインをなぞって、ポップすぎるサビがあってキメがあり、聴いている人が「素人にはわかんね〜だろうな〜」なんて悦に入るようなJ-フュージョンには絶対になって欲しくはない。 いつまでも都会的でクールなドライブサウンドを聞かせてほしいものです。



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