歌モノ

しばらくギタリストモードだったので、久々にシンガーソングライターモードに戻ろうかと。 4月からとても貧しい状態が続いていたのだけど、少しだけ余裕が出たのでCDを買いました。



吉田拓郎/俺の愛した馬鹿

久々にメッセージ性のある歌をまた聴きました。4年くらい前に津山のアルネ裏、吉田楽器近くにあるフォーク喫茶『たる』で拓郎激似オヤジの歌を聴いてからというもの、これまでにない衝撃を受けました。それからというもの拓郎さんにハマって、石丸softと本店で何枚も買いました。その中でもまだ持ってなかった一枚。



全曲打ち込みのために、ネットではかなり不評の盤みたいですね。でも俺はそうでもなかったな、むしろ80年代らしい打ち込みサウンドって感じで、サウンドを聴いただけで時代がすぐにわかる感じは好感を持てる。 ただ、拓郎さんの熱狂的なファンは、音楽マニアでもあり、バックバンドにもうるさい人が多い上に、生意気なので(笑)「拓郎!俺はこういうの認めないよ!」って姿勢がどうしてもあるようですね。 



個人的に80年代に保育園〜小学生だった僕にこの打ち込みのサウンドは、幼少の頃に見ていたアニメの主題歌を思い起こさせる懐かしさがあります。

俺が愛した馬鹿(紙ジャケット仕様)

俺が愛した馬鹿(紙ジャケット仕様)



高橋ひろ/BEST COLLECTION

僕らの世代は「幽遊白書」のエンディングテーマでこの人の歌が人生に刻まれている人は、「かなり」多いのではないでしょうか。 今では幽遊白書というアニメが世界的に有名で、そのエンディングテーマである、「アンバランスなKISSをして」と「太陽がまた輝くとき」はワールドワイドなアニメソングになっています。 


高橋ひろさんは残念ながら2005年に病気で亡くなられてしまいましたが、誰も傷つけることのない、優しくて爽やかなポップサウンドを聴かせてくれる人は今なかなかいないような気がします。 あまり知られてはいないようですが、チューリップの3期メンバーでもありました。




そんな彼の音源を先日ふとyoutubeで聞くことがあり、即座に購入してしまいました。 ドコを取っても極上のポップサウンドです。村田和人や達郎、80年代の和製AORキンモクセイとかのサウンドが好きだった人には、120%ストライクだと思います。

高橋ひろ ベスト・コレクション

高橋ひろ ベスト・コレクション