ロベンフォード&ランドウ見てきた

レネゲイド・クリエイション[2010-08-28(sat)モーションブルー横浜]


学生時代からかれこれもうすぐ10年くらい通ってる僕の大好きなライブハウス、モーションブルー横浜にてマイケル・ランドウとロベン・フォード 、世界のトッププレイヤーを最前列の2mチョイという間近で見てきました。なんというか世界を股にかけるプレイヤーの余裕というか、すごい完璧な演奏。 かつてモーションブルーにて(華とか出した後くらい、増崎セッションのゲスト)B'zの松本さんを同じく2mの距離で見たことがありますが、今回はその松本さんをさらに越えるビッグネーム。



ラフに自由に弾いているのに、寸分のスキもない自由な演奏。相反するようなこの二つの要素がものすごい高次元で融合してた。「理論的解釈がすごい」とか「テクがパネェ」とかもうそんなギターキッズ的な次元じゃなかった。ギターで食っていて世界を股にかけるというのはこういうプレイヤーなんだなと。



あと見に来ている人の機材マニア度がすごい。ステージに上って撮影しようとして注意されてる人まで居た(まぁそりゃ注意されるだろうなぁ…)でも僕が最近思うことは、ランドウはどのギターで弾いてもランドウ。これは変わりようがない。 多分ここに気づいてしまったら、機材とかもうある程度のものがあれば十分で、当たり前ですが鍛えるべきは結局プレイだと思うんですよ。 


「ランドウみたいになりたい!」というのであれば、耳で彼のプレイを良く聞いて、どこでどのような音を挟むプレイをしてくるか…とかを、「音」で感じればいいと思うのです。 それが理論的に解釈したほうがわかりやすいのであれば、理論的な解釈をすればよいし。 耳で聞いて覚えたほうが早いというのであれば、そうするもよし。 理論的に解釈するほうが正しいとか、どちらが正しい…なんてことはないと思うのです。 あとの機材云々は「憧れの人と同じ機材を使っている」という満足感だけかな。否定しません、ありだと思います全然。



ただ機材マニアになると、プレイ以外のところで凝り性になって、ギターと指先から出るトーンで勝負というより、「どんなにすごい機材を抱えているか」という別の勝負になりがちなのがどうも僕は苦手でして。飲み会とかで音楽の話をしていたのに、なぜか機械の話にシフトしていてまったく話ができない状態とか(笑)過去そういうことがあるたびに思うのです。




レネゲイド・クリエイション

レネゲイド・クリエイション

  • アーティスト: ロベン・フォード,ジミー・ハスリップ,ゲイリー・ノヴァックマイケル・ランドウ,マイケル・ランドウ,ロベン・フォード,ジミー・ハスリップ,ゲイリー・ノヴァック
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: CD
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