久々に引っ張り出して聴いたらやっぱすごくいいギタリストだったので、宣伝。
（動画はジェフのみ）
ギタリスト、ジェフ・コールマンを中心として、ドラムは現在B'zのサポートでお馴染みのシェーン・ガーラス、ベースには同じくバリー・スパークスを迎え結成されたインストバンド。 ジャズ風味のフリージャムバンドではなくて、どっちかいえばかなりハードロックよりな印象。 ハイテクギタリストにありがちなインストに、かなり泥臭い雰囲気を混ぜた感じというとらわかりやすいかなと。
いわゆる、ハイテクギタリストといえば、難解・アウトフレーズばっかりで、なんだかフレーズを聴いていても気持ちよくない。 初心者さんお断り・気持ちいいのは一部のマニアだけ… と言ったものが多いし、僕はそういうものはあまり興味がないし、オススメしない。 やっぱりフレーズは口ずさめてナンボで、ギターってのはとっつきやすくてナンボだと思っているので。
ジェフ・コールマンのリフはかなりキャッチーで口ずさめるものが多いので、その辺はクリアしてるかなと思うのですが、ただちょっと最近へヴィーなんだよね。今流して聴いているうちに「これキャッチーっていえるのかなぁ…」ってなんか不安になってきた（笑） ドロップDの多用のせいだと思うんだけど。ただハイテクギタリストに多い、「見た目は気にしません！テクニックが売りですから！」と言う所も 彼はモデル並のルックスで軽くクリアしてるという（笑）
この手のギターインストって、どうしてもファンク風味になっちゃうものが多い気がするんだけど、彼の場合はあんまハネないのでファンクをやっても限りなくハードロック風味。あと僕が好きなギタリストには全部いえるんだけど、曲芸的なプレイをあまりしないこと。 ダグ・アルドリッチとかも曲芸プレイ一切なしのペンタオンリーですが、本当これにつきるかなと。 あんまりタッピングとか、大スウィープとか多用する目立つプレイの多いギタリストはどうもね。
左はベストCD、これはオススメできます。最近けっこうへヴィーになっちゃってるので、昔のキャッチーだった頃のインストが沢山入ってます。最近の作品に手を出すよりもオススメ。
右のDVDは音楽専門学校MIでのライブを収録したもので、まぁ後からギター重ねたりと、もしかしたら結構修正したのかな？と思われる感じですが、シェーンが見たいというB'zのファンにも、純粋にジェフ・コールマンが見たいという人にも、映像自体が少ないのでオススメの映像。なおバリーはライブは不参加。
