録音

録音の準備というか、最近になってずっとシミュレーターだよりだった僕が、初めて宅録でマイキングに挑戦しています。 なにせ勝手がわからず、どれが一番いい音でとれるかを3週にわたり実験しました。

まず去年入手した、H&KのTube meister18 この手のミニヘッドの大ヒット作でしょうか、安価な値段でH&Kの光るヘッドが手に入ると、非常にヒットしました。が、これ正直言って僕の趣味には合う音じゃないなぁ…悪くはないけど、マーシャル程突き抜けた個性がなく、物足りない。「じゃなんで買ったんだよ?」と言われると、私もこの光るヘッドが欲しかった類の人間です…笑 ただしクリーンチャンネルに関しては、非常にウォームで太いサウンドが出せるので、クリーンでのプレイはこれで録ってみようかなと思ってます。


二回目はKochのPedaltoneです。「フロア型プリアンプ最強」を発売当時の00年代初期よりほしいままにする一台です。

確かにすばらしいです、アンプヘッドと同等のサウンドをクリーンチャンネルに突っ込めば出せます。ただし、トレブルがジャリっとして、低音はあまりボンボンでません。それが本機の特徴なのですが、僕には逆に物足りません。ただ、発売当初から言われている、「自分のアンプヘッドを持ち歩く」というのはまさにPedaltoneにふさわしい称号ではないかと思います。この「耳障りな音域は全部取っ払いました」って感じのサウンドは録音に使うと良さげですね。



やっぱり僕はマーシャル厨でした…笑 ネットでも根強い人気がある、バルブステートの40Wモデルです。VALVESTATE 8040 発売は1993年頃?だったかしら。ホームユース型でありながら、メイドインBritain。真空管を一本内蔵しています。とてもハイブリッド式とは思えないようなサウンドを再現してくれます。(小型のタイプはやはりホームユースでそれなりのようですが。)流石にフルチューブの100Wヘッドの音圧だけは再現できませんが、当時5万程度でここまでサウンドが再現できるのは素晴らしいと思います。やっぱりスピーカーのサイズと、1960譲りの分厚いボディのせいなんでしょうかね。クリーンチャンネルは真空管がかんでいないようで、トランジスタらしい味気ない「ただのクリーンサウンド」ですね。

次回は早速録音してみようと思います。