yamaha vg-standard 

用事で中野ブロードウェイに行ってきたのですが、中のギターショップに僕らSAY YES世代には垂涎の品である、ASKAさんシグネチャーモデル、バイオリンシェイプギターyamaha vg-standardが中古でありました。 


ネックやフレットの状態はかなりよく、金属パーツのくすみも殆ど気にならないくらいです。以前のユーザーさんはASKAさんのファンで、保存用に購入されたのでしょうか、指板のローズにも殆ど傷がありませんでした。


90年代初頭、CHAGE&ASKAのブレイクしアジアを周っている絶頂期にこのギターを握ってるASKAさんのファンになった人は沢山いて、その当時このギターに手に届かない年齢だったファンが、今大人になって日本中でこのyamaha vgを探している状態です。(僕を含めね)


あれから20年、当時子供だったファン達も、VG-customを手に入れる金銭的な余裕は手に入れたものの、もう真のASKAモデルである、VG-CUSTOM自体見つけることは困難。おそらく廉価版のスタンダードが中古で見つかったとしても、でもすぐに売れてしまうでしょう。発見した時に僕も何とか購入する方法はないかローンの計算をしたりして購入を考えました。


しかし僕は『観賞用ギター』と言う位置づけをよしとしません。ギターは使えてナンボという考えなので、まず試奏してみました。試奏してみて、値段相応のモヤモヤと抜けの悪い音(量産機であるのでしょうがないことだけどさ…)と、バイオリンシェイプであるが故の、くぼみのとがった部分が痛いので座って演奏するには向かないということでしょうか。



もし値段の割りに使える音がして、演奏性も文句なければ購入してしまおうとおもったのですがね。。。 でも15年来の憧れのギターを触れたという感動をいただきました。 ちなみに上級機種のyamaha vg-custom(発売当時価格30万円)、セミホロウボディにメイプルトップ・マホガニーバック、木製のブリッジ、ディマジオと共同開発のオリジナルPU二発に、ピエソピックアップとピエゾのためのEQ搭載、2種類の出力を備えた機種が10万円台だったらローンで即買いでした(笑)



ちなみに私は作曲用にいつも隣に置いているギターはYAMAHA MGS-STANDARDというCHAGEモデルの廉価版だったりします。友人から譲ってもらったもので、ただ友人の保存の仕方が半雨ざらしの車庫に一年近くおきっぱなしという保存だったために、ネックがもう無理な状況で、いまでは完全なるサブギターとして僕の横にあります。



余談ですが、CHAGEさんのMGS-CustomはおそらくASKAさんのギターよりも希少性が高く、オークションどころかネットでも殆ど情報を見かけません。おそらく日本で所有している人もごく限られるはずです。見かけたら即買い必至です!!



ASKAさんとCHAGEさんを比べ、あえてCHAGEさんが好きと言われる人は(ん、失礼か?w)、深いCHAGE&ASKAファンで、そのうちcustomを入手するなど相当なファンでないとありえません。そんな深いファンがまずcustomを手放すはずがないのでASKAさんのcustomよりも断然入手がしづらいと思います。


CHAGEさんのギターの音って、映像作品だと殆ど聞こえない(もしくは入れてない?)んですが、ライブだとかなりの音量でCHAGEさんのギターって鳴ってるんですよね。なんで入れないんだろうと昔から疑問です。