ずっとコピーはしてたけど、ちゃんと一度も録音とかしたことなかったのでやってみました。あと8月締め切りのギタマガのコンテストの練習もかねて。
Magic One/(Dimension-11th Dimension "Key")
ディメンション、1998年発表の11枚目のアルバム。リーダーが「当時一番やりたいことを好きにやらせてもらった」と語ってったアルバム、バンド色が押し出されていて、僕はとても好きなアルバムです。大学の浪人時代、DIMENSIONと初めて出合ったアルバムでもあります。
- アーティスト:DIMENSION
- 発売日: 1998/11/26
- メディア: CD
11枚目発売当時、まだ通い始めたばかりの秋葉原ヤマギワソフトで、ジャケット裏のメンバー写真が大々的にパネルで飾られて、特設コーナーが充実していたのが印象深く残っています。 余談ですが、1998年当時のボクにとっての秋葉原は「CDもついでに買える電気街」という位置づけで、イケベ秋葉原リボレにいったついでに寄る程度でした。今のようにメイドが路上にいたり、コスプレした人や女装した人が堂々と歩くような街になってしまおうとは…時代は変わるものですね(笑)
これからしばらく僕は浪人生でありながら、増崎さんの追っかけ状態。ぴあでセッションやらイベントのゲスト欄をチェック(まだネットがなかった頃)、増崎さんの名前が掲載されているセッションに行きまくりました。 ちなみに一番最初に出会ったのは、秋葉原クラブグッドマンで開催されていた、AIRCRAFTの即売会も兼ねたクリニックです。デモンストレーション用の曲に「F-Bottom」が演奏されたので、『Guitar Monster』が出た後くらいでしょうか。
.
.
秋葉原クラブグッドマンで開催された時配布されていた、AIRCRAFTでの最終シグネチャーモデルのチラシ。
この頃が表立ってAIRCRAFTを使用する増崎さんが見られる最終期になるでしょうか。ハカランダ指板を搭載し、ロック式アームからウィルキンソンのノンロック式にするなど、地味ながらも実用的な仕様のAIRCRAFT AC-7が発売されました。 翌年、1999年くらいからライブではサドウスキー、12枚目『if』では完全にサドウスキーがメインになります。 2000年代に入ると今度は今でもメインの座にある、サーがメインギターになっていきます。(録音ではしばらくヴァーレーアーツがメインだったようですが)
.
この頃よりちょい前のイケベの広告。
氏曰く、「メイプルが表面に張ってあると、どうしても"バリッ"ってトレブルが耳に痛い。昔みたいに歪ませてる頃はそれがよかったんだけど、今はそれが邪魔」との事でメイプル張りの、初期AC-7はあまり使用されなくなっていったようです。エボニー指板にイエローカラーのシグネチャーは、今では#1、#2共に売りに出されて、一般の方の手に渡っている模様。 ちなみに私が所有しているものは#2で2001年頃に新宿のロックインで購入したもの、#1は駒沢にあったカスタムギターショップ、Beans東京(のちミクスド・トーンに改名)で2002〜3年頃に売られていました。一度は試奏しましたが、ネック裏の塗装がはがされておりサテン仕上げに。私の所有している#2は結構幅広薄型よりで、それより一回り細い印象。
シルバーのAC-7は増崎シグネチャーとしては最終モデル?になるのでしょうか。最後のシグネチャーは私が知る限りでは、セッション等でサブとして使用されるだけで出番のとても少ない、また市場でもほとんど見かけることのない、ある意味希少性あふれるギターになってしまいました。
03:10でデジカメの電池が尽きて録画終了してしまったので
03:10〜以降は別テイクを細工して合成したので、多少音と画像にズレがあります。
guitar : aircraft ac-7 [emg85.slv.slv]
takashi masuzaki[dimension] signature cereal #2
amp : koch pdt-4 comp : Noah'sark[red]
buffer : smart buffer[custom audio Japan ]
chorus/noise gate...etc : boss gt-5
【2021-03-03 追記】
これも唯一のコピー動画ですね。ニコニコ動画に当時はアップしてたのですが「ようやるわ」というコメントが付いていて、最大の賛辞だと思った。