なんて暗いのに美しい曲なんだ!天才かこいつは?と思ったが
天才の息子だった。ショーン・(タロー・オノ・)レノン
日本人がマイナー系の綺麗な曲書くと絶対にコブシまわるんだよね。そうではないこのあっさりしていて、かつ重厚な曲の感じは日本人は出せないなぁと思うんだけど、この人半分日本人だよなー。んー育った環境が違うから〜♪か。
とにかく、これをアルバムの一曲目に持ってこようと思ったセンスがすごい。それが許される土壌があるのがすごい。インパクトは十分だ。日本の音楽業界だったら絶対に出来ないと思う。作品としてのインパクトが十分でも、商品としての売り上げに繋がるかというと、ソレが保障されないしね。日本では売るためには明るく、とにかくキャッチーでポップでなければいけない。
流行だけで終わらず、ずっとずっと歌い継がれていくスルメ曲はベテラン以外には作りにくく、出来にくい環境ですよね。だからどっかで聴いたような耳当りのいいメロでデビューして、新人が残っていかないんじゃないかなぁ。
- アーティスト: ショーン・レノン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: CD
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