DiMarzio Andy Timmons AT-1 / DP224


「今必要だ!」と思ったので、思い切って買ってしまった
←はオマケの鍵

DiMarzio AndyTimmons AT-1 / DP224


アンディ・ティモンズのPU、PU単体で買うのはストラトのリンディ・フレーリン以来2年ぶり。 理論派ギタリストとして、音大出や講師達からの絶大な支持を受けるアンディ・ティモンズですが、僕の場合は彼のプレイよりもその『トーン』に惚れ込みました。理論的アプローチ云々はマニアだけでやっていればいいと思いますので、そのへん疎い僕がわかるのはトーンと彼の音選びくらいですので。


彼のこのシグネチャーPUですが、イメージ的にトーンゾーンくらいに歪んでいるが、耳に痛くなくて、JBみたいに倍音豊かで、かつJBほどザクザクしすぎてない。 低音域がもとて豊かで迫力と存在感がある。 といった感じでしょうか。





早速自分で取り付けて試奏してみました。 「ToneZoneと似たキャラクターで(ソースは提示できないが、ディマジオの公式にそういう説明があったような気がする…)、かつ耳に痛いトレブルを取った」というと、一番わかりやすい表現でしょう。 ToneZoneからシフトしても違和感やストレスが全くない。  歪んでいるけどギラギラしてない。  低音域のナチュラルな太さも申し分ない。   

(20130712補足 2012年に友人からヴァイのシグネチャーを半年ほど借りていたのですが、どっちかいえば、ヴァイのシグネチャーの『エヴォリューション』に歪の特性は近いかもしれないです…)



たとえばToneZoneだとベンドするとすぐに出ていたフィードバックが このPUだとわずかばかり遅れてくるところも逆にコントロールしやすくてよい。 若い頃はToneZone載せてで激歪みでメタルやってたけど、そろそろトレブルキツイくなってきた30代の方にはベストなピックアップですね(笑)これはとても良いと思います。  あと、大人になって落ち着いてしまった元ポール・ギルバートファンとか。


そして注目すべきはToneZoneでは全く使い物にならなかったクリーントーン、それが一気に説得のある使える音になります。 どんな音に似るかというと、例えばEMG85をリアに載せたときに出すクリーントーンのような音。指弾きすると「パッツーン」って音がするヤツ。わかるでしょうかね? ランドウとかが昔良くやってたやつ、ああいう風な音が出る。


【結論】


ToneZoneを使っていて不満があった部分、例えば「金属的で耳に痛い突き抜けるようなトレブルが引っ込む」 そしてToneZoneについて「低音弦がブーミーなわりに線が細く感じる」等、私と同じような不満を持っている方ならば、『DiMarzio Andy Timmons AT-1 / DP224』に交換すれば その不満は解消すると思います、買って損なし!  ToneZoneからシフトする、元メタラーも安心して交換してもOK!!  いままでToneZoneは歪むから使ってたけど、なんかこの音飽きてきたな…って人には本当にベストです。



この方の動画がわかりやすい音を出してると思います
僕はこの動画でアンディモデルを買う決心がつきました。






【追記:2021-02-02】
久々に読んだのですが、音楽理論コンプレックスがひどいですね…笑 今はちゃんと先生に付いて習っています。