This Time / DIMENSION

私は無類のポップスファンであると同時に、ジャパニーズインストロメンタルバンドのDIMENSIONの大ファンでもあります。 今日も昨日の続きでずっとワルツ〜の採譜とオリジナル曲用アレンジをしているうちにちょっと寄り道してみました。 昔から気になっていたフレーズをふと思い出して、耳コピして撮ってみました。



アルバム 2nd Dimension(1994) から 『This time』 / DIMENSION



適当耳コピTAB

0:16〜0:19 の部分

多分、これがTABの部分に関しては完コピだと思います。ハモりの部分は間違えてサックスと同じライン弾いちゃったけど。 最後のメジャー3rdの音がちょっとした存在感をアピールしてるのがわかると思います。4弦7Fのグリスダウンの代わりに、ベンドアップで♭5の音を混ぜてもいいんですが、ちょっと響きが泥臭すぎるかなという感じがします。



意外と増崎さんの手クセってさ、スライド混じりでいろいろなポジションのペンタトニック(スケール)に移動してて、その移動に特別な規則性があるわけじゃないので、僕のように長年彼のプレイを研究してても「んっ?どう動いてんの?」っていまだになることがあるんです。 つまりこの部分とか、スライドとグリッサンドもフレーズの一部として考えて演奏しないと同じフレーズにはならんのです。 おそらくあまり増崎フレーズに慣れてない人が耳コピすると、ワンポジションのスケール崩しのラインを下降していくフレーズだと勘違いしちゃうと思うんです。 






そしてそんなこんなうちに、オケが出来たのでありました出来上がってみれば「んー、もしかしてこれ蛇足?」なんて思えてしまうからしょうがない…(笑)  不思議なもんで、手を加えれば加えただけ充実感を得られる場合と、まったくそうでない場合があったり。