休みだった

休みだったので楽器屋に言ってきた



「今のアコギにマイクをつけたいんだけど方法がないだろうか」


と質問した。



「高くつくし、新しいマイクつきモデルを買ったほうがいいですね」



若い店員さん、それ答えになっているようで、全然なって無いですよ…。





理想はこうじゃないかな?

「お客様のご希望の方法だと値段が張るかもしれませんが、よろしければ値段だけでもお調べしてみましょうか?」



とそう答えた上で、今僕が使ってるギターの値段よりも修理費のほうが高くなるようだったら考えますけどね。  僕も楽器屋の若い店員よりも年齢を重ねてしまい、店員がハンパなこと言ってるのがわかるようになってしまったわけです。 売れてる楽器屋の若い店員は特に多いような…。もう。信じられるのは結局自分の知識と耳しかないというわけ。





最近、富におもうのは


『ギターや機材を買う人は、自分が良いと思ったものを買えばいい』  当たり前なんだけど、ただそれだけ。







○○が使ってるので  やら  ○○でいい音だと紹介されてたから、なんていうのは後々絶対にイメージ違うものになっちゃう。



つくりがいいとか、NY工房製だとか、サーだとか、○○年モノだとか…ただの後付の理由でしかなくて、あまり『自分がいい音だと思う決定的な要素』ではないはずなのです。  そんなのがいい音の決定的な要素になるのなら、多分その人はプレイヤーじゃなくてギターマニアなんでしょう。それを悪いとはいいません、全然ありだと思います。 が、僕はマニアじゃなくてプレイヤーでありたいので。



そもそもいい音の判断基準を「LAフュージョン的」なサウンドに限定してしまうと選択肢はカスタムギター系になるだろうし、いわゆる「枯れたサウンドが欲しい」のなら倍音の沢山出るギターだろうし、人それぞれに「良い音」の基準があってそれを判断するのは結局自分の好みとそれを聞き分ける耳だけです。




スガシカオなんて素人時代から使ってる10万もしないノーブランドのジェフベックモデルをいまだに普通にRECで使ってるそうですよ。 それは決して彼に『ギターの音色を判断する才能が無いから「どうでもよいものを使ってる」』のではなくて「これでしか出せない音があるから!」って確固たる彼のこだわりがあるからなんでしょう。