今年一発目のハマり音楽

田舎に帰ったときに実家のラックのなかに埋もれた一枚を聴いた そしたらものすごいよかった。

1996年に発売された東野純直の4thアルバム 彼は爽やかピアノ弾き語りスタイルでデビューしましたよね シングルでは93年の2ndシングル「君は僕の勇気」が思い出深い 大江千里・KAN・楠瀬誠志郎槇原敬之とかとかこの頃って弾き語りスタイルが流行ってましたけど、その一人の印象が強い。


その印象もあって、手にとった4thなんだけど これが当時僕が求めていたものとはまったく違い えらいリバプールサウンドだった 「おおう!なんだこれは?俺の求めている東野純直ではないぞ!!」 とそのときCDラックの奥深くに眠りについてしまわれました そして10年の月日が経った  僕自身がBeatlesを聞き、ハマりそれらのアレンジが 大好きになってきて、再びそれを手に取った 新年始まってから、そればっかり聴いている やっぱポップス大好きだな〜

10年眠らして、10年後に「いい!」と思うとは やっぱファーストインプレッションが薄いCDは 眠らしておくに限る、そんな音楽って良いね。 ジャンクフードのような流行音楽も必要だと思うし、流れていくってのが流行なんだろうけど、僕が好むのは10年寝かせて聴いてみたらものすごい深かった、そんな音楽だ。 ちなみに東野純直さんは、いまだにちゃんと活動中です。


この人もYAMAHA関係だと思うんですけど、90年代のYAMAHA関係ミュージシャンのポップスって本当レベル高いな。ポップスとしてのレベルがホンマ高いわ。 ちゃんとメロも売れ線なんだけど、ビーイングエイベックスのジャンクフード的ノリではなくて、ちゃんと深いのね。なんだろこの印象の違いはさ。しかも90sポップなくせに古さがあんまりない。


わかる人にはわかるだろうけど クレジットには村上啓介・山里剛の名前も。 Beatles聴きだしてわかったんですが 村上啓介リバプールっぷり、UKっぷりってすごいですね 本物ですわこの人。